2019/06/10[mon] update

北海学園大学 マチブラ部コラム その二十一、発寒と琴似

北海学園大学マチブラ部
北海学園大学の地理学系サークル。主に札幌市内をブラブラ、歴史や景色、美味しいモノなど、そのエリアの魅力をご紹介。
twitter:@hgu_machibura
●今回の紹介担当
文・写真:福原蓮都(1年)山根拓実(3年)
こんにちは!北海学園大学マチブラ部1年、新入生の福原です。今回は前半部分を私、福原が、後半を3年の山根が、活動紹介を担当致します。

今回活動した区域は発寒と琴似です。発寒は江戸時代に幕府の旗本たちが渡ってきたり、琴似は屯田兵が札幌の開拓に着手したりと、北海道の中でも特に古い歴史を持ちます。現在はJR北海道の函館本線、札幌市営地下鉄の東西線が通過しており、交通の便も良く、商業施設やマンションなどが建てられ、都市化がどんどん進んでいます。

地下鉄発寒南駅を出てしばらく歩くと「発寒屯田兵開拓居住の地」と掘られた石碑を発見しました。
明治9年(1876年)に32名の屯田兵とその家族が発寒の稲荷街道(現:ぎんなん通り)沿いに入植、開拓した偉業を後世に伝えるため建立したものです。今のように電動の道具が無い時代に原始林を切り開き土地を耕して、現在の札幌の発展に繋げてくれた屯田兵の偉業に、とても感動しました。
先ほどの石碑からほど遠くない場所に「発寒神社」がありました。図書館とは少し違った静けさで、とても落ち着いた空気が流れていました。安政3年(1856年)に発寒神社の前身である稲荷神社が建てられたとのこと。元は稲荷神社であったことがわかり、札幌のことを少し知れて嬉しい気持ちです。
お参り前に手と口を清める手水場は、ほかの神社とは違って「水が岩の割れ目から流れ出る」という一風変わったユニークなものになっています。岩を囲っている竹の格子には、親切にも手水の作法の説明が載っていました。
拝殿では、2匹の狛犬が歓迎してくれ、本坪鈴(お参りするとき鳴らす縄に鈴のついた物)は(初詣などの時に混雑を緩和するためであろうか)4本あり、地元の人たちから愛されているのが感じられました。私は左から2番目の本坪鈴を鳴らしました。何を願ったかは秘密です。
発寒神社を出て3〜40分ほど歩くと「農試公園」の看板が見えてきました。この日の気温は最高29℃。琴似発寒川にかかる「寒月橋」から川を眺め涼みながら橋を渡りました。
橋を渡り終え、ライラックが満開の河川敷を歩いて公園に入りました。農試公園は桜の名所ですが、ライラックもなかなか乙なものです。
公園内には蒸気機関車D5111があり、露天なのにも拘わらず保存状態は良好でした。農試公園の「農試」は「農業試験」の略称だと先輩から教わり、勉強になりました。(文:福原蓮都)
ここからは3年の山根が紹介を担当します。

お昼時でしたので『サッポロ珈琲館』を訪れました。コーヒー専門店と言われて納得する外装であり、ゆったりとした雰囲気漂う快適なくつろぎ空間でした。コーヒーはもちろん料理やデザートのメニューも豊富で、迷ってしまう程でした。
筆者が頼んだものはサンドイッチとコーヒーのセット。6種類から選ぶことが出来るサンドイッチは、スモークサーモンとポテトのチェダーチーズソースを、コーヒーはこの時期にピッタリのアイスコーヒー(ブラック)をセレクト。サンドイッチはあっさりとした味でかつ、コーヒーにとても合います!アイスコーヒーとても飲みやすく、ブラックに抵抗がある方でも美味しく頂けるのでは…と感じました。
コーヒー・料理が美味しい&涼しく居心地がとても良い、ときて、流石のマチブラメンバーも「もっとここに居たい!」と思ったのか、退店は1時間半後の14時でした。
最後に訪れたのが北海道遺産である『屯田兵村と兵屋』。明治時代初期に屯田兵が居住した木造家屋を復元したものであり、無料で見学することが出来ます。
中は土間になっており、当時の農機具や家財が展示されていました。どのような用途で使うのか分からない物もあり、とても興味深いものを見ることが出来ました。ただ、畳の部屋があったのですが畳特有の匂いがしなくて筆者は少し残念に思いました。
前回とは打って変わって天気もよく絶好のマチブラ日和でした!ただ天気が良すぎて気温が高すぎるのも考えものですが(汗)
次回は天気が良く涼しい気候の中で、今回同様楽しいマチブラが出来たら最高ですね!
それでは良いマチブラライフを…(文:山根拓実)