2019/02/04[mon] update

北海道大学 経済学部 宇田ゼミ

北海道大学 経済学部 宇田ゼミ

「うらやましい」という気持ちは、どこから来る?

私たちは北大経済学部の宇田先生を中心とした「経営分析」について学ぶゼミです。メンバーは先生、大学院生を含め20名弱で、毎年ゼミ旅行に出かけるなどアットホームな雰囲気が自慢です。経営分析には組織の中で人がどのように行動するかを考える心理学のような要素があり、「経済」という枠にとらわれない幅広い内容を学べるのが面白さです。
ゼミでは毎年3年生が、自分たちで設定したテーマについて、合同で調査・研究するプロジェクトを行っていて、今年の3年生が取り組んだテーマが「人間関係の距離と羨望度の関係」についてです。人間関係の距離とは、親しい友達なら「近い」、他人なら「遠い」といった関係性を距離に置き換えたもので、羨望度とはうらやましいと思う気持ちの強さを数値化したもの。「隣の芝生は青い」という、ことわざにヒントを得たテーマで、人間関係と羨望度には相関があるのかもしれないと調査を行ってみました。
結論から言うと、羨望の強さは、距離よりも置かれている状況やうらやましいと思う対象に影響される部分が大きく、例えば、「簡単に手に入れられないもの」ほど羨望度が強くなり、特に「自分と相手との共通点が多い」ほどうらやましいという気持ちが増す、といったことが分かりました。
仮説とはやや異なる結果とはなりましたが、プロジェクトを通じてデータ分析の手法を学べたり、効率的な情報共有の方法を考えたりしたことは良い経験になり、ゼミ生同士の結束も強くなりました。ゼミで学んだことや得られた経験を、ぜひ社会人になっても生かしていきたいと思っています。

DATA

北海道大学 経済学部 宇田ゼミ
メンバー
18名