2018/10/30[tue] update

アルキタ学生スタッフが高橋 優さんにインタビュー

6thアルバム『STARTING OVER』を10月24日にリリースした高橋 優さんが来札!アルキタ学生スタッフの澤邊さんと小山さん、柳田さんの3人がインタビューさせていただきました。
●インタビューした学生
柳田菜月さん/札幌大学2年生(左)
小山莉奈さん/藤女子大学4年生(中央)
澤邊彩佳さん/藤女子大学4年生(右)

澤邊(敬称略・以下同):まずはアルバム『STARTING OVER』発売おめでとうございます!

一同拍手

高橋:ありがとうございます!

澤邊:『STARTING OVER』というタイトルは「初めからやり直す」という意味だと思うんですが、このタイトルにした理由を教えていただけますか?
高橋:『STARTING OVER』としたのは、改めて世間の人達に自分の書いてる楽曲を知ってもらったり、自分の音楽を聴いてもらいたいなという気持ちが強くなってきたから。メジャーデビューしてからすでに8年間活動させてもらっているけど、最近、自分がメジャーデビューした時の気持ちに戻っているような感覚があって、それなら再出発という意味があるタイトルがいいなと思ってそうさせてもらいました。

小山:『STARTING OVER』の中でこの曲は大学生に聴いてほしいっていうイチオシの曲はありますか?

高橋:えー!なんだろう??うーん…「いいひと(M-6)」とか「aquarium(M-7)」とかかなぁ。「いいひと」は人の顔色をうかがってしまったり、どうしてもその場の空気を乱したくないからニコニコしちゃう人のことを歌っているんだけど、そういうのって大学生のころからあるだろうなと思うから。「aquarium」は水槽っていう意味。何かのルールに縛られている、要は水槽の中で飼い慣らされている魚になってはいないか?っていう疑問に対して書いた曲なんです。大学生って「今のタイミングで就活しましょう!」とか、自分のタイミングじゃなくて社会のタイミングに合わせなくちゃいけないことがいろいろあって自由じゃないでしょ?だから、大学生の人達に聴いてもらえたらうれしいかな。

柳田:今回のアルバムにはたくさんのタイアップ曲が含まれていますが、タイアップ曲の制作にあたって意識していることはありますか?
高橋:タイアップは心掛けなきゃいけないことを教えてもらえるから案外ラクなんです。例えば、今回は野球がテーマになっているから野球のキーワードを入れて下さい、とか。そうすると曲作りがシンプルになってきます。1枚の何にも書いていない紙を渡されて、何でもいいから自由に書いて下さいって言われるのと、似顔絵書いて下さいって言われるのとでは、人によってどっちが得意かってあるじゃないですか。タイアップを通して自分じゃ思いつかないようなテーマをもらうことが増えたので楽しいですよ。

澤邊:「ありがとう(M-8)」については、タイアップのオファーを受けた時に「ハートウォーミングなメロディーでプロレスとファミリーという映画のテーマを表現してほしい」というオファーがあったとお聞きしました。その時に何を思い浮かべながら歌詞を考えましたか?

高橋:「ありがとう」は半月くらい全然歌詞が出てこなくて、すごく難産だったんです。最終的に出てきたイメージは、親子や血のつながりって同じ根っこから生えてる木みたいな感じがするなぁって思って。例えば実が微笑みだとすると、別のほうに枝が伸びていってお互い会うことがなくなっても、ニコって笑ったら同じ実がつく。漠然としているけどそういうイメージで「木」の歌にしようかと思ったんだけど、「遠回りすぎて意味が分かんない」って言われちゃって(笑)。それで、その部分をかなり削って自分の言葉にし直しました。だから、「笑ったらどこにいても同じ微笑みの花咲かせられること」っていう歌詞は一番最初に思いついた歌詞ですね。



【「ありがとう」MV short ver.】

小山:ではその「ありがとう」にかけて…、今一番「ありがとう」と言いたい人は誰ですか?

高橋:まずは目の前の3人に言いたいですね!
澤邊&小山&柳田:お、おぉぉ……(照)。

高橋:だって大学生の年頃って一番楽しい時間だと思うのに、今日こうやって時間割いて来てくれて、こんなにノートいっぱいに質問書いて準備してくれていて…。それを準備してくれている時間は自分のことを考えてくれていたのかもしれないと思うとつながっている気がするし。そういうことに感謝したいから、ありがとうはまず3人に言いたいです。

小山:ありがとうございます。でも、私たち以外で良いので、いませんか(笑)?

高橋:うーん、それでいうと、先日10/21(日)に札幌でイベントに出演させていただいたんですけど、そこに来てくださった方々かなぁ。やっぱり歌を聴いてくれる方達に僕はありがとうって言いたいですね。

澤邊:これまでの作品、「素晴らしき日常」や「こどものうた」のようにシニカルな切り込んだ歌詞を「aquarium」では書いていらっしゃって、一方で「ありがとう」のように温かいメッセージ性のある歌詞もありますよね。その割合や書く時の気持ちってどうやって決めているんですか?

高橋:自分も書き始めてみないと分からないですね。こういうの書こう!と思って書き始めちゃうと作為に満ちてしまう気がして。書き始めてみてすごく筆が乗っかってくる時があるんですね。それですごく感謝の言葉とか前向きな言葉だけを書きたい時もあるけど、真逆の時もあって、根に持ったことを全部はき出したり。その時のモードは自分では選べない。だから分からないですね。でも、すごくほんわかした感じのバラードができると、その真逆のシニカルな曲が同時にできることが多いです。

澤邊:高橋さんはライブのMCもとっても面白いですよね。自分の語彙を育んだのはどこだと思いますか?
高橋:ラジオかなぁ。デビュー当時からJFNで「高橋 優のリアラジ」っていう番組をやらせていただいていて、一人で30分くらいおしゃべりする番組なので。そこでどうにかしたいと思ったのかもしれない。でもどうにかしたいと思ってもどうにもできてない気もするけどね…(笑)。

柳田:高橋さんの楽曲はすごく前向きな言葉が多くて、どういうシチュエーションで書いてるのかなって思いました。私は声が低いのがコンプレックスなんですけど、マイナスに思っていることをプラスに変えるにはどうしたらいいですか?

高橋:自分でマイナスに思っていることはマイナスでしかないんじゃないかな。僕も自分にコンプレックスはいっぱいあるけど、映画とか見てもいろんなキャラクターがいるから映画って面白いじゃない?その中の一人のキャラクターになり得るとしたら、すべてが個性だと思うんだよね。自分の身の丈に合うものだけでも十分に戦えるものが備わっていると思うよ。コンプレックスはいやだよ、だけど今回の自分の人生でその武器を渡されちゃってるから、上手に振り回せるようになるほうがかっこいいんじゃないかな。そしたらいつか自分に渡された武器が愛せる日がやってくるのかなって思ってます。無理に好きになろうとか嫌いなものをコンプレックスじゃないって思うよりは、嫌いなものは嫌い、だけど自分にはこれしかないからこれで戦うっていう姿勢で僕はやってます。

小山:では最後になるんですが、学生に向けてメッセージをいただけますか?
高橋:いっぱい遊んで下さい!ちゃんと楽しめる人になってほしいです。楽しいことが何か分かんないっていうまま大人になっちゃてる人って意外といっぱいいるんだけど、ちゃんと楽しいものを分かっている人のほうが仕事も楽しめるし、休暇も楽しめるんですよね。自分が楽しいことが何か知っているから。みんなと一緒じゃなくていいから、自分がグッとくることを見つけて、楽しんでほしいです。

澤邊&小山&柳田:分かりました!今日はありがとうございました!
●プロフィール
高橋 優

1983年生まれ秋田県横手市出身。札幌近郊の大学への進学と同時に、路上での弾き語りを始める。2010年シングル「素晴らしき日常」でメジャーデビュー。2018年10月24日 6thアルバム「STARTING OVER」をリリース。12月よりLIVE TOUR 2018-2019「STARTING OVER」を開催予定。
オフィシャルサイト:takahashiyu.com
●information
6thアルバム『STARTING OVER』

2018年10月24日発売
●通常盤【CD】3,000円(税別)WPCL-12940
●期間生産限定盤【CD+DVD】5,500円(税別)WPZL-31518
●数量生産限定盤【CD+LPサイズBOX+フォトブック】4,500円(税別)WPCL-12941
●高橋 優 LIVE TOUR 2018-2019「STARTING OVER」
2019年1月25日(金)札幌文化芸術劇場hitaru
開場 : 18:00/ 開演 : 19:00
2019年1月27日(日)釧路市民文化会館
開場 : 16:00/ 開演 : 17:00

全席指定 7,560円(税込)
2018年11月17日(土)10:00〜 一般発売
【お問い合わせ先】マウントアライブ011-623-5555(平日11:00-18:00)