2017/05/15[mon] update

KEYTALK

バイトがお金の大切さと親のありがたみを、
深く感じさせてくれました。

KEYTALK
写真左から首藤義勝さん(Vo.B.)、小野武正さん(G.)、寺中友将さん(Vo.G.)、八木優樹さん(Dr.Cho.)
取材協力/札幌バーガー Black Sheep(札幌市中央区北3条東2丁目1番地)
日本武道館単独公演を大成功に収め、最近ではツアーチケットも即完売が続くほどの超人気バンド「KEYTALK(キートーク)」。
メンバー4人がアルバイトの思い出を軽妙に話してくれた。

初バイトの給料は、楽器とポテトチップスに

―音楽を始めたきっかけは?
小野(敬称略・以下同) 高校生のころに軽音楽部に入ってライブハウスに出るようになったけど、コレがきっかけで音楽を始めたと言えるほどの原体験はないんです。どんどんのめり込んでいって、気付けば今に至るという感じで…八木さんはどうですか?
八木 いきなり司会者みたいに(笑)。僕は高校生のころに友人に誘われたから。ドラムを始めて一年くらいで、この先も音楽しかやりたくないって気持ちになりました。
寺中 小学生の時、幼なじみが転校してしまうことになって、彼を送る会に向けてアコースティックギターの弾き語りで、「ゆず」さんの「友達の唄」を練習したのがきっかけです。
首藤 中学時代、アカペラやボイスパーカッションにスポットを当てたバラエティー番組が流行っていました。僕も部活の仲間とグループを作ってみたけど、なかなか難しくて…。そのうち、本物の楽器でバンドをやりたいよねって空気になって、ボイスパーカッションで担当していたベースをそのまま始めました。
―初めてのバイト経験は?
八木 パン工場のライン作業です。月に一度のライブ出演やスタジオでの練習のためにはお金が必要で。皆マスクを付けて作業していたから顔が全く分からず、新しい人間関係は特に広がりませんでした(笑)。
小野 僕は寿司屋さん。大学受験が早めに終わって部活も引退していたから、空いた時間でバイトというものを経験してみたいなと思ったんです。洗い物とか掃除とか、ちょっとした一品料理も作っていました。若かったおかげか、先輩方にすごく可愛がってもらえましたね。
首藤 自分は高校に入ってすぐのころ。公立の学校にしては珍しく校則がなくて、髪を染めるのもピアスを付けるのもOK。もちろんバイトも自由だったから、好奇心からハンバーガーチェーン店で働いてみました。給料を貯めて10万円くらいの楽器を買ったのと…あとは大体ポテトチップスに使いました(笑)。
一同 ポテトチップスを買うのは今も変わってないっていう(笑)。

内緒のバイト先を
探し当てて冷やかす!?

―ところで、寺中さんの初バイトは?
寺中 高校がバイト禁止だったから、大学進学で上京してからラーメン屋で働きました。生活費を稼ぎたかったのと、確かバイクの免許を取ろうと思ったのかな。ラーメンが好きで、賄いとして出してくれるんじゃないかとひそかに期待してたら、本当に毎日食べられました(笑)。
小野 巨匠(寺中さん)とは大学の同期なんです。ラーメン屋のバイトを始めたことは教えてくれたけど、職場の場所は頑なにヒミツで。
―なぜですか?
寺中 だって、確実に冷やかされるから。
小野 でも、隠されれば隠されるほど気になってきて、一カ月かけて情報収集を重ねた結果、ようやく友人たちとお店を探し当てました。
寺中 ゴミ捨てから戻って来て、カウンターのほうをふと見たらよく知った顔が並んでいて…。
小野 あの時の驚いた表情は鮮明に覚えてるよ。
寺中 だから、「お待たせしました。コレ食ったら帰ってください」みたいに、出来る限り早く追い返しましたね(笑)。
―苦労したバイトは?
首藤 いっぱいあるけど、特に印象深いのは日払いの派遣バイト。冷凍肉の塊が入っている30㎏くらいのダンボールをトラックから降ろし、ひたすらベルトコンベアーに乗せ続けるという仕事内容でした。当時は一カ月くらい筋肉痛の日々。
小野 派遣のバイトって大変だけど、シフトの都合が付けやすくてバンドマン向きだよね。色んな人が働きに来るから、音楽好きのお兄さんと仲良くなったり、芸人を志している同年代と出会ったりしました。あのころの仲間は、今何をしているのかなぁ。

メジャーデビューを
祝ってくれた漫画喫茶

―思い出深いバイト先は?
寺中 僕は居酒屋さん。5年くらい働いたし、音楽のプロを目指している先輩方も多かったんです。お互いのライブを見に行ったり、熱いバンド談義を繰り広げたり、刺激を受けましたね。お店のオーナーとは今でも仲が良くて、よく飲みに連れて行ってもらっています。
首藤 最後のバイト先になった漫画喫茶です。仲間に恵まれたからイキイキと働けました。同僚が僕のバンド活動を応援してくれたり、社員さんも「KEYTALK」の曲を聞いてくださったりするような環境だったんです。だから、メジャーデビューが決まって辞めることになった時も、「卒業おめでとう」という感じで送り出してくれました。
―バイトから得られたものって?
小野 バンド活動にだけ取り組んでいると、視野が狭くなって世間の感覚とズレちゃったりすると思うんです。だけど、バイトをすることで一般的な価値観とか心に響くシーンみたいなものを学べた気がします。あと、働いて対価を得るのはどういうことなのかって意味を考えるきっかけになりました。
寺中 確かにそうだよね。僕の場合はもっと分かりやすいんですけど、バイトをする前よりもお金の大切さがもっともっと感じられるようになったと思います。そして自分を育ててくれた親への尊敬の念とありがたみもグンと増しましたね。

★KEYTALKの思い出バイト★

首藤義勝さん(Vo.B.)ハンバーガーショップ
キッチンで働きました。全国チェーンのお店なので衛生面やマニュアルが整っているのはさすがだな〜と。
小野武正さん(G.)交通量調査
働く人の個性がスゴかったバイト先。スーツの奥にウイスキーを忍ばせているオジさんもいました(笑)。
寺中友将さん(Vo.G.)居酒屋
オーナーと仲が良くて、今でも「いつでも帰ってきて良いよ」と気にかけてくれています。
八木優樹さん(Dr.Cho.)コンビニ
ある時、激情型のお客さんに胸ぐらをつかまれて…。足で踏むタイプの防犯ブザーを初めて押しました(苦笑)。

<プロフィール>
KEYTALK

2009年7月に小野武正(G.)、首藤義勝(Vo.B.)、寺中友将(Vo.G.)、八木優樹(Dr.Cho.)で結成。2010年3月に1000枚限定でリリースされたデビューシングル「KTEP」は即完売。同年7月には1stミニアルバム「TIMESSQUARE」をリリース。2013年11月シングル「コースター」でビクターエンタテインメントのレーベルGettingBetterよりデビュー。2015年10月にはバンド初となる日本武道館公演を成功させた。
オフィシャルサイト 
http://keytalkweb.com/

<インフォメーション>

●最新リリース情報
「PARADISE」
■初回限定盤A(CD+DVD) VIZL-1123 3,800円(税抜)
■初回限定盤B(CD+DVD) VIZL-1124 3,800円(税抜)
■通常盤(CD) VICL-64718 2,900円(税抜)
●ライブ情報
「KEYTALK爆裂疾風ツアー2017
〜みんなの街でパラリラパパパラダイス〜」

7/2(日)Zepp Sapporo
開場/16:00 開演/17:00
お問い合わせ/SMASH EAST
TEL 011-261-5569