2018/03/19[mon] update

アルキタ学生スタッフがKEMURIのVo.伊藤ふみおさんにインタビュー

2月7日に1年振りとなるニューアルバム「【Ko-Ou-Doku-Mai】」をリリースしたKEMURIから伊藤ふみおさん(Vo)が来札。アルキタ学生スタッフが、アルバムのことやこれから始まるツアーのこと、そして学生時代のアルバイトについて、お話を伺いました。
片山(以下、敬称略):生まれた年が1995年で、KEMURIの結成と同じです(笑)!今日はよろしくお願いします。まずアルバムについて聞かせてください。先月リリースされたということなんですけど、このアルバムに込めた思いを教えてもらえますか?

伊藤:今回が13枚目のアルバムなんですね。それで、これから先KEMURIとして音楽を作り続けるために見ていきたいこととか、伊藤ふみお個人としてこの先、生きていくために自分にどんな言葉を投げかけたら良いのかとか、そんな思いをたくさん込めたアルバムになりました。

片山:すべてに思い入れはあると思うですけど、特に思い入れの強い曲はありますか?

伊藤:自分で作った曲なんですけど、「MIRAI」っていう曲は思い入れが強いかなぁ。KEMURIに楽曲を書いて、それがアルバムに入るのが随分久しぶりのことだし、『未来は明るい』って歌えたことがすごく自分に意味があったことなんですよね。「あぁ、俺はちゃんと未来は明るいって歌えるんだ」ってね。
片山:収録曲「FATHER OF THE BRIDE」のミュージックビデオを楽しく見させて頂きました。結婚パーティーが舞台となったちょっとコミカルな感じでしたけど、撮影秘話があれば教えていただけますか?

伊藤:撮影はすっごく面白かったですよ。ディレクターの人が一眼レフで一人で撮影したんです、全部。ディレクターの頭の中にはちゃんとイメージが入っていて、最初はこんな感じ、次はこんな感じっていう風にどんどん撮影していって。だいたいミュージックビデオっていうと照明やカメラマンの方がいて、ディレクターはそこに指示を出してって感じなんだけど、それを彼は一人でやったっていうのが、すっごく面白かったですね。

片山:私、結婚式場でアルバイトをしていたことがあったので、リアルだなって思いながら見ました。最初は本当の結婚式で撮影したのかなって思っちゃいました。

伊藤:そんな風にバイト経験がある方でもリアルに見えたのはうれしいなぁ。

片山:カメラワークとか、ホームビデオで撮影したような雰囲気だったりして本物っぽかったです。

伊藤:なるほどね。それはうれしいですね。
片山:3月17日から全国ツアーが始まります。半年かけて約20公演行うと思うんですが、どんなツアーにしていきたいですか?

伊藤:僕たちはスカパンクって言われるような音楽ジャンルなんですけど、見た人がスカパンクって楽しいなって思ってもらえるようなライブにしたいですね。英語の曲が多いので歌詞の一言一言までは伝わらないかもしれないけれど、家に帰ってKEMURIの音源を聴いてくれて、そこで歌詞を読んでくれた時に、「あぁ未来は明るいだろうな」って思ってもらえるようなライブを出来たらなって思う。

片山:北海道は9月1日札幌、2日に旭川でライブがありますが、北海道でライブをする時に楽しみにしていることはありますか?

伊藤:ライブ自体はもちろんものすごく楽しいんだけど、北海道は何を食べてもおいしいんだよね。でも、もしかしたら一番楽しみなのはセイコーマートのおにぎりかもしれない(笑)。

片山:他とは違いますか(笑)?

伊藤:チーズおかかがあったかいまま食べられるのなんて、そうそうないよ。それがすごく好き(笑)。積極的に評判のお店とかは行ってないんですよ。ライブハウスとホテルの近くばかりで行動してるから、必ずセイコーマートは利用してますね。

片山:北海道のファンの印象は?

伊藤:すっごくあったかい感じがしますよ。北海道は初めてライブをやった時からウエルカムな雰囲気ですね、良く来たねみたいな感じがしたな。あとは、ライブ慣れしている印象がある。

片山:伊藤さんのこれまで、そして、これからについても聞いていきたいんですけど、音楽を始めたきっかけは何だったんですか?

伊藤:非常にいろんなモノに対して納得がいってなかったってことかな。ライブをして歌うってことが、自分の中にあるモヤモヤとした物のはけ口でもあったから、それがやっぱり大きかった。僕が大学を卒業したのは平成元年で、当時って一つの会社に勤めたらずっとそこに勤めるもんだって雰囲気で、その後転職するっていう選択肢が一般的ではない感じだった。だから、ほんとに好きな仕事をやらなくちゃってすごく思っていて。今思うとそんなことはないんだけどさ。ほんとに好きなことは何なんだろうって思った時に、やっぱり歌うのが好きだったからさ、ちょっと挑戦してみようかなって思っちゃったのが、プロのミュージシャンになろうと思ったきっかけですね。

片山;学生時代にやっておいて良かったと思うことと、今思うとこれはやっておくべきだったと感じることを教えて下さい。

伊藤:小学5年生から大学4年生までサッカー部で、けっこうマジメにやってた。サッカーの練習って声を出すんですよ。それは良かったんじゃないかなって思うね。歌ってたわけでもないしバンドも組んでなかったけど、思春期にたくさん声を出すって良いことらしくて、それはラッキーなことに今、役に立ってる。やっておけば良かったと思うのは、勉強はもちろんそう思うし、あと、恋愛?恋愛は高校生とか大学生の時とか、もうちょっとうまいことできていたら、今書く詞の内容も幅の広いものができてたんじゃないかなって思うよね(笑)。
片山:アルバイト経験はありますか?

伊藤:もちろんありますよ!

片山:その中で特に印象に残っていることはなんですか?

伊藤:高校3年生の時に初めてやったバイトは喫茶店。高校を卒業して家を離れる直前の若者達の姿を描いた「アメリカン・グラフィティ」っていう映画が大好きで、その中に出てくるメルズっていうハンバーガーショップがあるんだけど、それと同じ名前のハンバーガーショップを渋谷を歩いている時に発見したんだよね。入ってみたらその映画をイメージして作ったお店だったから、ここでバイトしたいってお願いして働かせてもらった。世間知らずだった自分が、お客さんとかバイトの先輩とかいろんな人に出会って刺激を受けた。その中にはカメラマンになってKEMURIの写真を撮ってくれてる人もいるしね。

片山:アルバイト経験で今の仕事につながってるなって思うことはありますか?

伊藤:やっぱりいろんな人達のいろんな生き様を見られたっていうのが大きいと思いますね。いろんな人達が世の中にいるなって分かったこともそうだし、俺はこの人とは違うなって思うこともそうだし、心がいろんな意味で動いたのが大きいんじゃないかな。

片山:KEMURIの楽曲で特に学生におすすめしたいな、聴いてほしいなっていう楽曲は?

伊藤:いっぱいありますけど、一番新しい『Ko-Ou-Doku-Mai』の中なら、やっぱり「MIRAI」かな。

片山:最後に、学生に向けて一言、お願いします!

伊藤;学生時代と全く変わらない自分に嫌気がさすこともあったり、この年になってみてわかることってあるんですよ。ずっといろんなことがあるんだけど、いくつになっても初めて見えることってある。それは自分にとって楽しいことだし、だから未来は明るいって気持ちの歌が書けるようになったんだよね。生きてるといろんなことがあるけど、すっごい楽しいことだし未来は明るいものだと思うから、未来にワクワクしながら生きてほしいなって思います。

サイン入りチェキプレゼント

KEMURIの伊藤ふみおさん直筆サイン入りチェキを2名様にプレゼントします。

プレゼントの応募は締め切りました

●KEMURI

伊藤ふみお(Vo)、津田紀昭(Ba)、平谷庄至(Dr)、コバヤシケン(Sax)、田中‘T’幸彦(Gt)、河村光博(Trumpet)、須賀裕之(Trombone)の7人からなるスカパンクバンド。1995年に活動を開始し、2007年12月をもって一時は解散するも、2012年に復活。2018年2月に通算13枚目となるアルバム『【Ko-Ou-Doku-Mai】』をリリース。3月からは半年以上に及ぶ全国ツアーを実施。
https://kemuri.com

●information

◎Release
「【Ko-Ou-Doku-Mai】」
2018年2月7日発売
2916円 / RMBL-00001

◎Live
KEMURI TOUR 2018「Ko-Ou-Doku-Mai」
【日程】
2018年9月1日(土)札幌 PENNY LANE24
2018年9月2日(日)旭川 CASINO DRIVE
【お問い合わせ先】
SMASH EAST
TEL.011-261-5569

●インタビューした学生

片山由貴さん/北星学園大学4年生